ランニング・デッド

THE CLEARING 

2019/USA/84min
監督:David Matalon
出演:Liam McIntyre , Aundrea Smith , Steven Swadling , Sydelle Noel , Naosheen Ahmed , Erica Allseitz

公式サイト

妻の計らいで2人の仲を育もうと思春期真っ只中の娘ミラと2人っきりで週末キャンプに勤しむトム。自身がボーイスカウトで得た自然の中でのサバイバル術をミラに教えようとするが相変わらず娘の機嫌は悪い…。「明日になってもまだパパのことが嫌いなら、家に帰ろう」。そう約束するトムだったが、朝目覚めると娘の姿がどこにも見当たらない。キャンピングトレーラーの外に出て娘を発見するが、その背後から謎の感染病によって人々を襲うゾンビの大群が猛然と走ってくる姿が見える。「逃げろ!」―そう娘に叫びトム自身は、ゾンビの大群を挑発して、その場しのぎのバリケードを作って車中で籠城することに。生きてここから出なければ、誰も娘を救うことができない。絶対絶命の中、トムは生き残るために創意、工夫、そして決意を胸に突如降りかかったゾンビパニックを生き抜くことができるのか…。
公式Youtubeチャンネルより転載)

  • 監督・脚本:デビッド・マタロンによるゾンビ・ホラー。
  • 原題『THE CLEARING』に対してこの邦題。今更“走るゾンビ”を売りにされても…。
  • 開始4分でゾンビが登場するのは手っ取り早くて有難い。しかもいきなりスプラッタ表現全開で当たり作の予感すら感じられる。
  • ゾンビはそれなりに手が込んだメイクで表現されているので、存分に気持ち悪くて良い。
  • 状況説明シーンと対ゾンビ戦が交互にテンポ良く描かれるため、中弛み無しでストーリーをしっかりと追える。もっとも、所謂籠城系なので特に深いストーリーがある訳ではないんだけど。
  • トムはどんなにゾンビに囲まれても絶対に噛まれたり傷を負うことがないのは…まぁいいじゃないか。
  • ゾンビ映画としては全体的にそつが無い作りで充分に良作の範囲内。オチというか締め方に面白みが無かったことだけが勿体無くて残念。

コメント