マッド・レイジ Z

SOY TOXICO / I AM TOXIC 
2018/Argentina/80min
監督:Pablo Pares
出演:Esteban Prol , Horacio Fontova , Veronica Intile , Fini Bocchino , Sergio Podelei , Gaston Cocchiarale

公式サイト

2101年、世界は大規模な細菌戦勃発により、文明が崩壊。人類は資源を奪い合い、兵器による神経中毒でゾンビ化した“ドライ・ピープル”が彷徨う荒廃社会と化していた。暴力・拉致・強姦― カオスと化した無法地帯で、若い女・イリスはギャングたちに監禁されていた。ある日、1人の記憶喪失の男が連れてこられると、イリスはその面立ちに衝撃を受ける。
商品ページより一部抜粋転載)

  • 監督・脚本:パブロ・パレスによるアルゼンチンのゾンビ・アクション。
  • 平たく言えばポスト・ポカリプスのゾンビもの。ちなみにジャケ写に大きくフィーチャーされている女性の視点で描かれた物語ではない。
  • ゾンビ・メイクは干からび具合がよく出ているクォリティの高さで拾い物感あり。しかし、お食事シーンを始めとするゴア系描写の多くが誤魔化しややったふりなど低予算性故の創意工夫が悪目立ちしてしまっているのが残念。
  • アクション性は決して低い訳ではないのに、何故かテンションの低さを感じる。それは、半ゾンビ化した主人公がゾンビ軍団を引き連れて殴り込みに来るという、これ以上ないシチュエーションになっても同じで、盛り上がりに欠けたままで終わってしまうのが何とも勿体無い。
  • 後半になると主人公の過去と共に登場人物の相関関係が語られるので、それまでよくわからないままだった物語が一気にスッキリするのは良い。
  • …というか、商品ページのあらすじで全ネタバラシしないで欲しいなぁ…。

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