THE CLEANSING HOUR
監督：Damien LeVeck
出演：Ryan Guzman , Kyle Gallner , Alix Angelis , Emma Holzer , Daniel Hoffmann-Gill
・地獄の王 VS ニセモノ神父!!
・衝撃映像族主知の大炎上バトル・エンターテインメント!!
幼馴染のマックスとドリューは、リアルタイムで悪魔祓いの儀式を行う「除霊の時間」という番組をネット配信していた。マックスが神父役で出演し、ドリューが構成を考えるヤラセ番組だった。視聴者数はうなぎ登り、インチキグッズの販売も好調で2人は大儲けしていた。ある撮影日、取り憑かれた人間役の俳優が姿を現さず、ドリューは婚約者のレーンに急遽代役を頼む。なんとか無事に撮影はスタートするが、レーンの様子が何かおかしい。台本を無視して、まるで本物の悪魔に取り憑かれたかのように振る舞う。すると突然、スタッフの1人が火だるまになって焼け死んでしまう。混乱するマックスたちをよそに、視聴者数は急激に増加していく―。
（商品ページより転載）
- やらせオカルト番組を作ろうとして本当に悪魔が降臨してしまうアクション・オカルト・ホラー。
- 監督：デイミアン・レヴェック、出演：ライアン・グスマン、カイル・ガルナー、アリックス・アンジェリス他。
- そこまで派手ではないものの見応えのあるスプラッタ・シーンとショッキングな映像がテンポ良く続き、的確な演出で中弛みする事無くオカルト・ホラーの面白さを堪能出来る。
- プロット自体に目新しさは無く、中盤当たりまでのストーリー展開は予想の範囲を大きく超える事は無い。ただ、ついに悪魔を退ける流れとなる終盤に至ると状況は一変し、思ったよりも規模の大きな結末を迎えた事は流石に予想外で“してやられた”感があったのは嬉しい誤算。
- 極限られたシチュエーションでのみの進行を見るとやはり低予算性を感じてしまうものの、悪魔の狡猾さを描き切った伏兵的快作として好印象が残る作品だった。如何にもＢ級的な邦題で敬遠するには勿体無い。
コメント