ロード・オブ・モンスターズ

MONSTER ISLAND 
2019/USA/90min
監督:Mark Atkins
出演:Toshi Toda , Eric Roberts , Chris Fisher , Adrian Bouchet , Meghan Oberholzer , Natalie Robbie , Donna Cormack

公式サイト
・地球の[支配者《ロード》]が、決まる。

南太平洋のケルマディック海溝で、深海採掘ロボットが消息を絶った。海洋開発会社社長のフォードと、国際海底機構のサラは、調査のため深度3400mの海底に向かう。そこで彼らが見たのは、海底火山の活動で覚醒した伝説の巨大怪獣だった。マグマをエネルギー源とし、火山を求めて陸地を目指す怪獣。その猛威に、軍の攻撃はまったく歯がたたない。目前にせまる、人類滅亡の時。破滅を阻止する唯一の方法、それは《生きた山》と言い伝えられる、もう1頭の大怪獣を蘇らせ、2体を戦わせることだった…。
商品ページより転載)

  • アサイラムによる『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』のモックバスター。
  • 監督は『ビーチ・シャーク』『アウェイクン 監禁島』などのマーク・アトキンス。出演はエリック・ロバーツ、クリス・フィッシャー、トシ・トダ、エイドリアン・ブーシェ、ナタリー・ロビー他。
  • ジャケ写ではゴジラの様に見えるのは“生きた山”キラーと名付けられた頭身のバランスがすこぶる悪く随分とイメージが違うKAIJUで後半に満を持して登場する。対して序盤から登場するのは巨大ヒトデ型のテングというKAIJUで、血はマグマだし翼竜を産卵するし後半になると羽根が生えて何だかわからなくなるしで、独創性という意味では本家を凌ぐ設定とデザインとなっている。
  • エリック・ロバーツが珍しく悪い奴の役じゃなかった!
  • 本作で一番ツボだったのは沿岸警備隊対テングのファースト・コンタクト時に巻き添えを喰らうことを恐れた潜水艇の乗組員が無線で叫ぶ「バクゲキヲヤミナサーイ(怒)!」の台詞。何故いきなり日本語だったのか。
  • 話を進めるのに都合良いキャラクタや状況が揃い過ぎてるというのはあるけど、テンポの良い語り口と良くも悪くもアサイラム・クオリティが保たれている映像のお陰で意外とがっかり感が少ない作品となっている。
  • この後、2021年に『ロード・オブ・モンスターズ 地上最大の決戦(原題:APE VS. MONSTER)』というタイトルの怪獣映画がリリースされているけど本作とは無関係っぽい。ちなみにエリック・ロバーツが出演しているらしい。

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