アルマゲドン2020

COLLISION EARTH 
2020/United States/85min
監督:Matthew Boda
出演:Kate Watson , Eric Roberts , Joseph Harris , Daniel O'Reilly , Becca Buckalew , John Morrisey , Joe Roche

・地・球・消・滅

巨大流星雲が地球に接近、世界は隕石雨の猛威にさらされていた。軍は核ミサイルでの隕石迎撃を決定、作戦は実行に移される。だが、科学者のグウェンたちは、更なる危機の到来を察知していた。直径4キロの小惑星《フェートン》が軌道を外れ、流星雲の陰に隠れて地球に接近していたのだ!地球壊滅を阻止するためには、各国が保有するミサイルの50%で流星雲に穴を開け、残された50%のミサイルをその穴に撃ち込んで《フェートン》を破壊するしかない。だがそれは、あまりにも実行困難な作戦だった……。
商品ページより転載)

  • 毎度お馴染みアサイラム社製作、アルバトロス配給の隕石が落ちてくる方のディザスタ・パニック・ムービーの2020年版。
  • 監督はマシュー・ボッダ。出演はケイト・ワトソン、エリック・ロバーツ、ベッカ・バッカルー、カッサンドラ・エスカンデル、ジョー・フィリッポーン他。エリック・ロバーツは今作では大佐役。最近かけるとこんな役ばっかりな気がする。
  • ブルース・ウィリスが身を挺して地球の危機を救って以来、毎年隕石が落ちてきてるかと思いきや、実は年号が入ったのは『アルマゲドン2014』以来なので都合5年ぶり。ふと思ったけど、アサイラム社って日本でシリーズみたいな扱いで配給されている事を把握してるんだろうか。(隕石ものは『アルマゲドン20何某』、凍ったら『デイ・アフター・トゥモロー20何某』、エイリアン侵略ものは『インデペンデンス・デイ 20何某』etc...)
  • CGIや小道具類はいつも通りの低予算性が見えながらも一定の質を保ったアサイラム・クォリティである意味安心。ただ、どうしても安物にしか見えないVRゴーグルだけは流石に突っ込み対象となっている。
  • 前半は主に台詞による説明的な描写が多く退屈気味。後半になると何だかよく理解できない理論を振りかざして事態に対処しているのは良いとしても、実はコメディ作品だったのかと思う程一々事件が起きるのには困惑する。
  • 狙い撃ちしているかのように主人公一行を中心に隕石が落下してくるので、途中から主人公には特殊能力でもあるのではと疑ってた。
  • 核兵器頼みとなる展開は安易ながらも派手で豪快な演出を期待したのに、実際は割と軽い扱いで終わっていたのが何とも勿体無い。
  • 結果的には何だか煙に巻かれた感じもしながら、とりあえずハッピーエンドとなってエリック・ロバーツの笑顔が観れたので良しとしたい。

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