遺言

THE LAST WILL 
2012/Japan/32min
監督:木部公亮
出演:中島菜穂 , 小幡誠 , 白石直也 , 小柳基

公式サイト 公式サイト
・ゾンビでも、愛してる。

ゾンビ化してしまった夫を殺せず、介護を続ける妻、京子。夫を殺すべきか葛藤する中、京子は夫が生前に遺した遺言を目撃する…京子は、自警団に所属する男、佐藤に誘われ、ゾンビの処刑場へと足を運ぶ。そこで京子は、夫と同じ人間が射殺される光景を目撃する。夫を守ると誓う京子だが、同じくゾンビ化した夫を射殺しようとする佐藤と銃口を向け合う。自分にもゾンビ化した妹がいると告げる佐藤。京子達は、妹のもとへ向かう。
(公式サイトより転載)

  • 監督・プロデューサー・脚本・編集:木部公亮による短編のゾンビ・ドラマ。
  • 劇場公開時は『ニート・オブ・ザ・デッド』と同時上映。DVD化された時も同時収録となっている。
  • プロットとしてはこれまで幾多のゾンビ映画で描かれてきた、家族がゾンビ化したらどうする?というテーマを30分強掛けて描いたもの。ゾンビとなって思考能力を失っても本能的に妻を想い続ける夫と、ゾンビとなった夫を始末出来ない妻という構図は感動的なドラマに仕上げるには最適なんだろうけど、正直なところ既視感一杯で面白みは無い。
  • 特に盛り上がりもサプライズ的なものもないまま静かに終わり、全てにおいて物足りなさが残る。尺がもう少し長かったら寝落ちしそう。
  • 特殊メイクと血糊、コンタクトレンズで表現されたゾンビ・メイクは短編・低予算性である事を考えればかなり手が力が込んでいる方かと。

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