プラネット・オブ・ピッグ 豚の惑星

BULLETS OF JUSTICE 
2019/Kazakhstan , Bulgaria/79min
監督:Valeri Milev
出演:Timur Turisbekov , Doroteya Toleva , Yana Marinova , Danny Trejo , Neli Andonova , Askar Turisbekov , Semir Alkadi , Gergana Arolska , Emanuela Toleva , Dessy Slavova

・「豚は生きろ!人は死ね!」
・人類最期の希望、最強バウンティ・ハンター出撃


概略第三次世界大戦終結から25年後、豚と人間が融合したハイブリッド生物兵器「マズル」が、人間を狩って喰らう恐怖の世界。人類最後の希望にして最強の凄腕賞金稼ぎロブ・ジャスティスは、姉のラクシャと共に、マズルのリーダー、マザー(女王豚)を倒すべく、敵の巣窟NY・マンハッタンへ潜入するが、そこでは想像を超えた戦いが待ち受けていた。
商品ページより転載)

  • 監督・脚本は『RE:KILL[リ・キル] 対ゾンビ特殊部隊』などのヴァレリー・ミレフ。
  • 主人公ロブと口髭が生えている女ガンマンのラクシャはほぼ出ずっぱりとなる一方で、マズルと呼ばれる豚人間に始まり、銃弾が効かなかったりテレポート能力がある超能力者、どうみても怪しく不審者っぽいロボット、子連れの元サッカー選手など一々濃いキャラクタが登場しては消えていくのでとにかく騒がしくて楽しい。小遣い稼ぎ的にお父さん役でダニー・トレホが出演しているのも見逃せないポイント。
  • 豚人間マズルは手が込んだ特殊メイクで表現されて見栄えが良い。
  • 思い切りの良いゴア表現とそこそこ高めのスプラッタ度合い、油断すると始まるセクシー・シーンなど、色々と視聴環境には注意が必要。
  • スローモーションになるタイミングや無駄とも思える変な間、謎の動きをする登場人物達(特に黒髪長髪パン一男のジャンピング開脚)など妙な演出が多い。
  • 何故豚人間という設定にしたのかはよくわからないながら、ヴァイオレンス性とセクシー度が高いB級娯楽映画を作りたかったというのは充分に伝わってくる。
  • ブツ切りで場面が切り替わって話が進む箇所が多く、すぐには理解できず混乱することが多め。また、これは幻覚や夢だろうと思ってたらそういった説明描写がないままだったりするので増々混乱する。
  • …と思いながら観続けラストまで後5分というところで明かされる衝撃の真実。それで全ての疑問が解決するとは言え、それはやっちゃいかんだろ…。

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