機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ

MOBILE SUIT GUNDAM HATHAWAY 
2020/Japan/95min
監督:村瀬修功
出演:(声)小野賢章 , 上田麗奈 , 諏訪部順一 , 斉藤壮馬 , 津田健次郎 , 石川由依 , 落合福嗣 , 武内駿輔 , 松岡美里 , 沢城千春 , 種崎敦美 , 山寺宏一

公式サイト

概略第二次ネオ・ジオン戦争(シャアの反乱)から12年。U.C.0105―。地球連邦政府の腐敗は地球の汚染を加速させ、強制的に民間人を宇宙へと連行する非人道的な政策「人狩り」も行っていた。そんな連邦政府高官を暗殺するという苛烈な行為で抵抗を開始したのが、反地球連邦政府運動「マフティー」だ。リーダーの名は「マフティー・ナビーユ・エリン」。その正体は、一年戦争も戦った連邦軍大佐ブライト・ノアの息子「ハサウェイ」であった。アムロ・レイとシャア・アズナブルの理念と理想、意志を宿した戦士として道を切り拓こうとするハサウェイだが、連邦軍大佐ケネス・スレッグと謎の美少女ギギ・アンダルシアとの出会いがその運命を大きく変えていく。
(公式サイトより転載)

  • 富野由悠季作の同名小説をアニメ化したSF・アクション。宇宙世紀を題材にしたガンダム作品と、そのシリーズの拡大を目指すプロジェクト『UC NexT 0100』の『機動戦士ガンダムNT』に続く第2弾作品。全3部作予定の1作目。
  • まずは“一見さんお断り”的な作品であることに要注意。作品の性格上、それなりに事前の下調べや予備知識がないと何が何やら状態となってしまう。
  • 所謂「シャアの反乱」を描いた『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』の続編というか後日譚。ただ、基となっている小説版がパラレル・ワールド作品的な『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン』の設定や世界を引き継いでいるものに対して、本アニメ版は劇場アニメ版『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』に繋がっているものとなっている。
  • シリーズとしては元々暗い世界観ではあるけど、本作では主人公のマフティことハサウェイが反体制派側にいる事でますます暗く重い作品性となっている。多様な登場人物による独特な台詞回しの数々が難解さを高めている事も暗さの一因となっているはず。それは別に良いとして、同じ“暗い”でも映像面で暗くてわかり辛いシーンが多かった事が残念で、せっかくのハイ・クォリティな作画が勿体無い。特にクライマックスのハサウェイが駆るΞ(Xi:クスィー)ガンダム対ペーネロペーの一騎打ちとなるシーンが顕著で、演出面では熱いものがあるだけに、夜間という設定であってももうすこし何とかならなかったものかと。
  • ここからどんな展開となるのかが全く予想出来ず、続編を楽しみに待ちたい。(現時点ではほぼ情報無し)
  • さて、積みプラ化して長いΞガンダムとペーネロペーはいつ作ろうか。

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