アバター ウェイ・オブ・ウォーター

AVATAR: THE WAY OF WATER 
2022/United States/192min
監督:James Cameron
出演:Sam Worthington , Zoe Saldana , Sigourney Weaver , Stephen Lang , Kate Winslet , Cliff Curtis , Jamie Flatters , Britain Dalton , Trinity Jo-Li Bliss , Bailey Bass , Jack Champion , CCH Pounder , CJ Jones , Joel David Moore , Matt Gerald , Giovanni Ribisi

公式サイト
・奪われるのは目か、心か。

概略あれから10年――。ナヴィになった元海兵隊のジェイクは、神秘の星パンドラの森で妻のネイティリと家族を築く。優秀な長男ネテヤム、長男に劣等感を抱く次男ロアク、不思議な力を持つ養女キリ、無邪気な末っ子トゥク、そして人間の少年スパイダー。やっと訪れた平和もつかの間、再び侵略が始まり、ジェイクと家族は海の一族のもとに身を潜める。しかし、敵の手が迫り、家族や仲間の絆の力が試される新たな戦いが始まる…。
(公式サイトより転載)

  • 2009年に公開された『アバター』の10年後を描いた13年ぶりの続編。
  • 幸いなことにまだ3D視聴環境があるので3D-BD版(2枚組)を視聴。入れ替えポイントがもの凄く途中だった事に少し戸惑った。
  • 192分というランニング・タイムは観始めたら気にならないはずという予想はできるものの、実際に再生ボタンを押すまで躊躇する尺ではある。まして3時間強3Dメガネをかけ続ける事になるとなれば、それなりに気合と覚悟が必要。
  • ほぼCGIで構築された映像はどこまでが実写なのかわからない、などと寝ぼけた事はさすがに言わないけど、主な舞台が海であることを存分に活かした現実感のある超高精細な映像によって構築された世界は一見の価値あり。3D効果も見せどころを熟知している監督が手掛けているだけあって体験の満足度が非常に高い。
  • 実のところ、結局は“お父さんが家族を守る為に戦い続ける”というアクション映画としては凡庸に思えるストーリーであり、世界観のわりにはそれほど深い事は描いていない感じ。映像美とセンス・オブ・ワンダーを楽しむ娯楽アクション映画としては充分。 
  • 思いもよらない登場人物が退場してしまった一方で、次回作以降へのネタフリ的に彼が生き残っちゃったのは何か釈然としない。
  • この後は2028年までに全5部作(あと3作)となる予定とか。森、海と来て次の舞台は何処だろう。

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