カラダ探し

カラダ探し 
2022/Lapan/102min
監督:羽住英一郎
出演:橋本環奈 , 眞栄田郷敦 , 山本舞香 , 神尾楓珠 , 醍醐虎汰朗 , 横田真悠 , 栁俊太郎 , 西田尚美 , 柄本佑

公式サイト
・死んでも死んでも、殺される。

概略7月5日、明日香の高校生活は一変した。いるはずのない幼い少女から「ワタシのカラダ、探して」と言われたその日から…。深夜0時を迎えた瞬間、気付くと明日香は、高広たちクラスメイトと共に学校にいた。そこに現れた全身が血で染まった少女“赤い人”によって、6人は次々と惨殺されてしまう。そして目が覚めると、そこはまた同じ7月5日…。その日から、6人は何度も“赤い人”に殺され、永遠に同じ日をループすることに――。明日を迎える唯一の方法は、校内に隠されたバラバラのカラダを探し集めること。性格もグループも異なる6人は、次第に力を合わせはじめ、仲間として友情が芽生えていく。終わらない死のループから抜け出し、明日を手に入れろ!
商品ページより転載)

  • 小説投稿サイトで話題となったウェルザード作の同名小説を基にしたサスペンス・ホラー。漫画・ボイスドラマ・アニメ・実写映画のマルチメディア展開。
  • 胴体真っ二つといった切り株描写が多数あっても、ほとんどが軽く流すような描写で留めている為、ショッキング度合いはそれほど高くなっていない。
  • 学校ものということで全く無理はないけど、ホラー映画を観ていたはずがいつの間にか6人の男女が海で戯れる青春キラキラ路線になっていたのは流石に困惑した。
  • 赤い人は体を探してほしいのに殺そうとするのは何だと思っていたけど、赤い人に捕まったら負けでカラダを揃えたら勝ちというルールに沿った鬼ごっこだと気付いたら面白さが増した。また、死んでも次回で復活できるイージー・モードだったものが、攻略間近になって死んだら復活不可になってしまうハード・モードへ切り替わるという強制設定変更が待っていたという流れも楽しい。いずれにしても強制的に参加させられた方はたまったもんじゃないけど。
  • 無理があるとかそうはならんだろといった展開が多いけど、タイム・ループという設定自体が非現実的と思えば大概の事は受け入れられる。ただ、さすがにオチについては矛盾が過ぎる気がする。
  • ポストクレジット・シーンは気が利いているけど、あの6人の中に明日香が存在しない世界になったと思うと中々の切なさが残る。
  • これは言っちゃいけないんだろうけど…そもそも橋本環奈がぼっちキャラは無理があるだろ…。

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