CAPTAIN AMERICA: BRAVE NEW WORLD
2025/United States/118min
監督:Julius Onah
出演:Anthony Mackie , Danny Ramirez , Shira Haas , Carl Lumbly , Xosha Roquemore , Jóhannes Haukur Jóhannesson , 平岳大 , Giancarlo Esposito , Tim Blake Nelson , Harrison Ford
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・そのいちげきに、世界が揺らぐ。
概略:“正義の象徴”を受け継いだ〈新たなキャプテン・アメリカ〉の物語。アメリカ大統領ロスが開く国際会議でテロ事件が発生。それをきっかけに生まれた各国の対立が、世界大戦の危機にまで発展してしまう。この混乱を食い止めようとする新キャプテン・アメリカことサム・ウィルソンに、〈赤いハルク〉と化した大統領ロスが襲いかかる…!だが、全ては“ある人物”によって仕組まれた陰謀だった——。
(公式サイトより転載)
- 『キャプテン・アメリカ』のシリーズとしては4作目。マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)としては34作品目。フェーズ5では5作目にあたる。
- 今作でアメリカ大統領にまで上りつめたサディアス・ロスは他界したウィリアム・ハートに代わってハリソン・フォードが引き継いでいる。違和感なし。
- 今作は『アベンジャーズ エンドゲーム』は勿論だけど、『インクレディブル・ハルク』も観ておいた方が吉。その上で他作品と同様にドラマ・シリーズ(今作で言えば『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』)を見てないと「なんでこんな事になってるの?」や「これ誰?」が多々あることに注意。シリーズもの最新作をフルプライスで発売して更にダウンロード・コンテンツを買わないと全てを楽しめない課金ゲームのようで困る。
- 元ファルコンにして3代目キャプテン・アメリカ(2代目は『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』で登場するジョン・ウォーカー。後に相応しくないと資格剥奪されたらしい)は、超人血清を打っていないのに人間離れした動きと体力を見せてくれ、素直に格好良いと思える描かれ方をされている。当たり前のようにヒーロー・アクション作品としてのクォリティが充分に保たれているのは実は凄いことだよな、と。
- インド洋に出現した島ティアマットって何だっけと思ってたら『エターナルズ』で島化されたセレスティアルだった。今回はそこからアダマンチウムが採掘できるとか言い出したので、今後は当然ウルヴァリン延いては“アース616”の正史で『アベンジャーズ』と『X-MEN』が繋がることになり、そこにバッキーの登場で『サンダーボルツ*』の面々が加わるのは確定、『マーベルズ』からの『ヤング・アベンジャーズ(チャンピオンズだっけ?)』関連もあり、また関わり方が不明ながら新生『ファンタスティック・フォー』の参戦もアナウンス済み。現時点でハルク(緑の方)、ソー、スパイダーマン、キャプテン・マーベル、アントマン、ブラックパンサー、ドクター・ストレンジ、シャン・チー(あとデッドプール)など映像化されているキャラクタの再登場がどこまで実現するかは判断しようがないながら、一見拡がっていく一方のようで実は纏まりつつあるMCUワールド…よし、もう付いていける自信がなくなったぞ。
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